《ドラム》スティックカスタマイズ計画!part 2「グリップテープを巻こう!」
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巻くだけでスティックのグリップ力アップ!
どうも。やづらです。
「スティックカスタマイズ計画!」第2弾ということで、今回はグリップテープについて話していこうと思います。
グリップテープの種類や巻き方、テープを巻く場合のスティックの選び方について説明していくので、よかったら参考にしてくださいね。
※やづらの情報収集能力及びあらゆる感覚に問題がある場合がありますので、あくまでも参考程度にお読みください。
目次
グリップテープについて
グリップテープは、簡単にスティックのグリップ力を高めることができるグッズで、大きく分けると以下の2種類があります。
①単純にぐるぐる巻きにするタイプ
②筒状のものをはめて熱で収縮させるタイプ
僕が使っているのは①のタイプで、LERNI製のものを使っています。
Pearlなどからも同じような製品が出ていますね。
質感的には、テニスのラケットに巻くテープのような感じで、もっちりした握り心地。
②はTAMAやWincentといったメーカーが出しているタイプで、筒状のテープ?をスティックにはめて、ドライヤーなどで温めて、収縮させて付けるというもの。
質感的には、比較的つるんとした感じです。
とりあえず、今回は僕が実際に使っている①のタイプについて話していきます。
僕が使っているグリップテープの紹介
僕が使っているのは、LERNI GRIP TAPE GT-BLA。
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今回は、実際に僕が使っているこちらのテープを使って、色々と説明していこうと思います。
このグリップテープ、握り心地はもちろん気に入っているんですが、特に気に入っているのが、このグリップテープをとめるテープ!
このテープ、質感がマットな感じでかっこいいのもあるんですが、耐久性があって良い感じなんですよね。
ここの部分の耐久性って何だよって話ですが、モノによっては使ってる間にペロッとめくれてきてしまったりするものもありましてですね…
ところがどっこい、これはそんなことも起こらず、ちゃんとくっついていてくれるんです!素晴らしい!
ここで、実際に僕がしばらくエレドラの練習用に使っていたスティックを見てみましょう。(後ほど、こちらのスティックを使って、巻き方の説明もしていきます。)
グリップテープは、しばらく使っていると、写真のようにほつれてきます。
でも、ご覧のとおり、テープをとめるテープは綺麗な状態を保っているんですよね。
すごく伝わりにくいんですが、これがすごく嬉しいポイントなんです。
(今回はこれくらいで交換しちゃいますが、いつもはもっとボロボロになるまで使ってます(笑))
ちなみに、黒以外のグリップテープ、色付きのものや模様が入ったものは、若干質感が違う気がします。
LERNIの色付きのものは試したことがないので分かりませんが、Pearlのチェック柄のものを使った時に、同じPearlの普通の黒のものよりも少しペタペタした感じがしたんですよね。
もちろん、どちらが良いかは好みなんですが、グリップテープを選ぶ時には、少し気を付けた方が良いかもしれません。
グリップテープの巻き方
さてさて、それでは実際にグリップテープを巻いてみましょう。
パッケージから取り出してみると、こんな感じ。
説明がややこしいんですが、左の写真の黒いテープ1束に、右の写真のような1ペア分のテープがまとめられています。(厚紙に1ペア分が巻き付けられている感じ。)
まず、グリップテープにくっついているビニールをはがします。裏表両方。
両面テープがついている部分を、スティックの巻き始める位置に貼り付けます。
ちなみに、僕は重心のバランスやら何やらを考えて、スティックのお尻から少し空けたところから巻いています。
こういうところを試行錯誤するのも面白いと思います。
そこから、グリップテープを軽く引っ張りながら、少し重なるように巻いていきます。
ちなみに、この重ね具合も人それぞれで、持つところが凸凹していた方が良ければ重なりは少なく、凹凸していない方が良ければ重なりは多めにすると良いと思います。
ちょっと分かりにくいので、実際に重なり具合を変えた2パターンのスティックを作ってみました。
上が重なりが少ないもの、下が重なりが多いものです。
まず、左の写真を見てみると、巻き終わりの位置が明らかに違いますよね。
それで、右の写真。
重なりが少ない方は凹んでいる部分が長くなるので、全体的に凸凹していて、重なりが多い方は全体的に凸凹が少なく、なんというか、ミチッとしています。
握り心地が結構違うので、色々試してみると良いと思います。
そんなこんなで、良い感じに巻けたら、例のグリップテープをとめるテープで端っこをとめて…
完成!
文字で説明するとアレなんですが、実際にやってみると簡単なので、是非やってみてくださいね。
グリップテープを巻く場合のスティック選び
ここで、グリップテープを巻く前提でのスティック選びについて、ちょっとお話します。
グリップテープを巻くということは、当然その分握るところが太くなりますよね。
なので、グリップテープを巻く前提で、グリップ力以外の握り心地は変えたくないという場合には、いつも使っているスティックよりも一回り細いものを選ぶと良いと思います。
「太くなるって言ってもテープを巻いた程度でしょ?」なんて思う方もいらっしゃるでしょう。
しかしですね…人間の感覚っていうのは想像以上に繊細なものなんです。
カタログを見ると、コンマ数mm単位で太さの違うスティックがラインナップされています。
だいたい0.5mm刻みとかですかね。
これは僕の経験上から言えることなんですが、初めてスティックを握る人でも、その0.5mmの違いは、大半の人が感じることができます。
「こんなに違うの!?」って驚かれるんですよね。
なので、もちろん今まで使っていたものにそのままテープを巻いてみても良いのですが、太さ的な握った感覚をあんまり変えたくないという方は、一回り(0.5mmとか)細いスティックを使ってみてください。
厳密に言うとスティックの太さを変えると音も変わるので、そこの好みもあると思いますが…まぁその話はまた今度にしましょう。
おわりに
はい。
前回「ここで言うところのカスタマイズはデザインがメイン」とか言っていた割には色々書いちゃいましたね(笑)
グリップテープは、基本的にはグリップ力を高めるアイテムなんですが、最近は色やデザインのバリエーションも沢山出ているので、デコレーション感覚で使ってみても楽しいと思います。
手軽にグリップ力を高められて、見た目も変えられるので、興味のある方は、是非試してみてください!
ではまた。
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追記
グリップ力を高める方法としては、グリップテープの他に、ワックスを塗る方法と、グローブを使う方法があります。
ワックスは、グリップテープよりも手軽に使えて、何より今まで使っていたスティックをそのまま使えるのが利点ですね。
サーフボードなんかに塗る滑り止めのワックスがありますが、スティックに塗るワックスもそんなイメージ。
僕が持っているのはZildjianのワックスなんですが、匂いもそういうサーフショップにでも行ったかのような甘い匂いがします(笑)
使用方法は、ワックスのかたまりにスティックを擦り付けるだけ。
握るとちょっと手がペタペタしますが、結構グリップ力は高まります。
一方、グローブは、手汗を結構かく方や、いちいちスティックを加工するのが面倒という方に良いかなと思います。
グローブをはめるだけなので、1番手軽かもしれません。
その独特の握り心地が好みであれば、グローブも良いかもしれませんね。
僕が持っているのはTAMAのグローブ。
これ、実はグローブをしたままスマホとかの操作もできるようになっているんです。
そういうところまで考えられてるって、なんだかすごいですよね。
グリップテープだけでなく、自分の好みに合わせて、その他のグッズについても、是非色々試してみてくださいね。