《ドラム》叩く?こする?チャイナシンバルの叩き分け!(動画あり)
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叩き方でも音は変わる!ちょっと変わった奏法もご紹介!
どうも。やづらです。
基本的なドラムセットを叩いていると、増やしたくなるのがエフェクトシンバル。
その中でもチャイナシンバルは、興味を持つ人も多いと思います。
僕もチャイナシンバルを使っていて、主にここぞという時の必殺技的な感じで使っています。
ちなみに、このチャイナシンバル、叩く場所や奏法によって出る音が変わるんです。
今回は、そんなチャイナシンバルについて書いていこうと思います。
既にチャイナシンバルを持っている方は奏法の参考にしていただいて、シンバル選びにも影響すると思うので、まだ持っていない方にも参考にしていただけたら嬉しいです。
目次
チャイナシンバルについて
チャイナシンバルは、その名のとおり中国っぽい、大袈裟に言えば銅鑼を鳴らしたようなジュワァアアン!って感じの音がするシンバルです。
ものによって違うところはあるんですが、なんとなくのイメージはそんな感じ。
ちなみに、何かの記事で読んだ記憶だと、世界的に見て、日本人ドラマーは比較的チャイナシンバルを使っている人が多いんだとか。
確かに、海外のドラマーさんはチャイナシンバルより穴あきシンバルをよく使っている印象があったりしますね。
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音の違いとしては、あくまでも目安ですが、僕のイメージ的に、穴あきシンバルは比較的高音が目立つサステイン(残響)の短い音、チャイナシンバルは比較的低音が出るサステインの長い音、という感じです。
伝わりにくいかもしれませんが、穴あきシンバルは一斗缶を叩いたようなガシャガシャした音で、チャイナシンバルは爆発力のあるドーンとした音、というイメージがあります。
どちらにするかは目的によって選んでくださいね。
叩く場所による音の違い
チャイナシンバルって断面で見ると平仮名の「ひ」みたいな形をしてるじゃないですか。
叩く場所による違いと言いましたが、具体的には、端の部分(①)を叩くか、上の方の尖って山になっている部分(②)を叩くかで音が変わります。
クラッシュシンバルなんかだと大抵は端の部分を叩くので、①を叩く場合が多いと思います。
①の場合、比較的チャイナシンバルの中国っぽい部分というか、銅鑼っぽい部分が強調されて、拡がりのある音になります。
一方、②の場合は、少しアタックの強調された比較的硬い音になります。
これは好みなのでどちらが良いというわけではないですが、僕は用途的に②の方が合っているので、何も考えずにスティックを振って②の部分が当たるようにセッティングしています。
チャイナシンバルをこする
シンバルをこするという奏法を使っている人は結構いると思うんですが、チャイナシンバルをこするというのはそんなに見かけたことがありません。
でも、これが面白くてですね。
チャイナシンバルの中央部付近をチップ(スティックの先端)で勢いよくシュッと擦ると、透明感のある不思議な音がするんです。
しかも、これが興味深いところで、その擦るスピードを変えると、出る音程が変わるんです。
恐らくシンバルの震え方が変わって、振動数の関係で音程が変わるんでしょうね。
その証拠に、素早く擦れば高い音、ゆっくり擦れば低い音になります。
曲の中でも上手く使えば良い雰囲気を演出できそうですが、僕の場合、そこから曲を作りました。
ちょっと何を言っているのか分からないと思いますが、僕がやっているBear the Bruntというソロプロジェクトの曲の中に「sink」という曲がありまして、イントロからメインで流れているピアノのフレーズが、このチャイナシンバルを擦った音から作ったものなんです。
チャイナシンバルを擦って遊んでいた時に、なんとなく「高い音→低い音→低い音」という流れができて、それにリムショットやら何やらを混ぜて。
それをピアノに置き換えて作ったのが、このフレーズです。
どこからアイデアが出てくるかは分からないものですね。
色々やってみるものです。
おわりに
基本的なセット内容のドラムセットを叩いているだけでも楽しいですが、エフェクトシンバルが1枚入ると更に楽しくなります。
僕は必殺技的に使っていると書きましたが、もちろんハイハットやライドシンバルのように刻みで使っても面白いですし、チャイナシンバルは初めてのエフェクトシンバルにも良いのではないかなと思います。
色付きのシンバルなんかもあるので、そういったシンバルを使って個性を出すのも楽しいですね。
自由な発想で、より自分の叩きたい音を出せる奏法で、どんどん自分のドラムをパワーアップさせていきましょう。
ではまた。
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