楽器演奏者向けの脳トレ!手ぶらでできる「やづら式脳トレ」!(動画あり)
分離と一致!相反する感覚を共存させよう!
どうも。やづらです。
ドラムって、よく「手足をバラバラに動かさなきゃいけないんでしょ?」なんて言われたりします。
確かに、右手はハイハット、左手はスネア、右足はバスドラム…といったように、バラバラのことをしているとも言えますもんね。
でも、実際にやってみると、むしろバラバラに動かすんじゃなくて、手足の動きをビシッと合わせることも大事だったりするんです。
例えば、シンバルとスネアとバスドラムを、ちゃんとタイミング合わせてドカンと鳴らそう!とか。いわゆる「縦を揃える」ってやつですかね。
バラバラのことをする「分離」と、ビシッと合わせる「一致」。
ご覧のとおり、冒頭から分かりやすく矛盾が発生しているわけなんですが、実は、ドラムの演奏では、その相反する2つの感覚を頭の中で上手く共存させるのが大事なんじゃないかなと思っていて。
ちょっとややこしい話なんですが、これはギターやベースも同じだと思います。
ギターとかベースって、左手で弦を押さえて、右手で弾きますよね。言ってみれば、左手と右手が別々のことをしているわけです。でも、弦をしっかり押さえている時に弾かないと、綺麗な音は出ません。なので、左手と右手でタイミングを合わせないといけないわけです。相反する「分離」と「一致」が共存しています。
なんかギターで説明した方が分かりやすかったですね(笑)
そんなわけで、その2つの感覚を上手く共存させられるようになりたいじゃないですか。
じゃあどうしようか…ということで、
脳トレを考案しました!
\\٩( 'ω' )و //
もしかしたら同じようなトレーニングがどこかで紹介されているかもしれませんが、今のところ、僕の周りには知っている人がいなかったので、とりあえず「やづら式」と銘打って紹介しようと思います!
※もし同じようなトレーニングをご存知の方がいらっしゃいましたら、コメント等で教えてください…(;・ω・)
ということで、今回は、ドラムに限らず、いろんな楽器を演奏する人が使えそうな、やづら式脳トレについて、ご紹介しようと思います。
手ぶらでできるトレーニングなので、ちょっとした空き時間にでも、やってみてくださいね。
誰かと一緒にやったりしても、ちょっと盛り上がったりするので、バンドメンバーやお友達とも是非一緒にやってみてください。
※やづらの情報収集能力及びあらゆる感覚に問題がある可能性がありますので、あくまでも参考程度にお読みください。
※トレーニングの効果には個人差があり、科学的根拠もありませんので、暇つぶし、お遊び程度にお試しください。
目次
準備するもの
前述したように、特に必要なものはありません。手ぶらで、いつでもどこでも簡単にできます。
強いて言うなら、メトロノームがあると良いかもしれませんが、メトロノームまで準備しなくても、何か曲を聞きながら、その曲のテンポに合わせてやってみたりしても良いかなと思います。
トレーニング方法(基礎編)
まず、デモンストレーションとして、僕がやってみた動画を見てみてください。
なんとなく流れは分かりましたか?
両手を開いた状態から始めて、両手で親指とそれ以外の指を順番にくっつけていきます。
小指まで終わったら、折り返して、薬指、中指と戻っていきます。
人差し指まで戻ったら、折り返して、2周目です。
ここがポイント!
2周目は、左右どちらかの親指と人差し指をくっつける回数を1回増やします。
動画では、僕の利き手の右手を1回増やしているんですが、まずは利き手の回数を増やす方でやってみてください。
なんとなくお分かりいただけたかなと思いますが、ここで左右がずれます。
そのまま続けていって、両手の親指と人差し指をくっつけるタイミングが合ったら終わり。ここまでで1セットです。
両手が「OK」って感じになるので、終わりのタイミングは分かりやすいと思います。
トレーニング方法(応用編)
慣れてきたら、回数を増やすのを利き手じゃない方にしてみてください。
頭を使う部分が違うのか、なかなかさっきと同じようにはできないと思いますよ。
それで、利き手じゃない方を増やすのにも慣れてしまったら、最後は、2つのやり方を連続でやってみてください。
止めずに切り替えてやるのも、結構難しいと思います。
その他にも、増やす回数を1回ではなく2回にしたり、単純にめちゃくちゃ速くやってみたりしても面白いと思います。
結構拡張性はあると思うので、自分なりにアレンジしたりして、楽しんでくださいね。
おわりに
そんなわけで、今回は、ちょっとした脳トレの方法について紹介してみました。
コツとしては、僕は回数を増やす方に意識を置いて、もう一方の手は「やらせておく」といった感じにすると良いと思います。
これがまさに「分離」と「一致」なんですよね。
もちろん、これができたからと言って、劇的に楽器が上手くなるというわけではありません。
でも、僕は、これが頭の使いを整理するのに役立ったりしたので、紹介してみました。
手軽にできるので、よかったら、やってみてくださいね。
ではまた。
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