《ドラム》Supremeのドラムセット!?HIKAKINさんがまさかのドラムセット購入!
ドラムまでコラボ!?これを機にドラムに興味を持つ人が増えたらいいな!
どうも。やづらです。
まさか過ぎるんですが、先日HIKAKINさんがドラムセットを購入したという動画を投稿されていまして。
Supremeのコラボはドラムにまで及んでいるのかと驚いたんですが、超有名なYouTuberさんがドラムセットを購入したという動画を投稿したっていうのは、ドラムが多くの人の目に触れることになるので、単純に嬉しかったです。
そんなわけで今回は、そのHIKAKINさんの動画について、ドラマー目線で色々と書いていこうかなと思います。
※やづらの情報収集能力及びあらゆる感覚に問題がある可能性がありますので、あくまでも参考程度にお読みください。
目次
HIKAKINさんのドラムセット
今回HIKAKINさんが購入されたのは、Pearlの「Session Studio Select Drum Set」というドラムセット。
動画では触れられていませんが、なんとお値段は80万円くらいだそうです…すごい…。
国内版のサイトでは見つけられなかったんですが、海外版のサイトには商品の詳細が載っていて、どうやらシェルは6plyの5.4mmで、バーチとアフリカンマホガニーのシェルのようです。
恐らく、今回はコラボ商品ということで特別なセットになっているんだと思われますが、基本的な構成のドラムセットではなく、ペダルはツインペダルになっていて、スプラッシュシンバルも付いているという豪華仕様。
しかもツインペダルは「ELIMINATOR REDLINE」というPearlの最新シリーズのもの(P-2052C)ですね。
ツインペダルって、両足で踏めるように左足用のペダルを繋げた状態だけでなく、右足用のペダルだけ、片方だけの状態でも使えるので、初めてのペダルでツインペダルを買うというのは、結構おすすめだったりします。
機材ってそんなにポンポン買うものでもないと思うので、絶対片足でしか踏まないという拘りがないのであれば、もしツインペダルでドコドコしてみたいと思ってもすぐにできるので、初めからツインを買っておくと良いんじゃないかなと思います。
シンバルはZildjian(ジルジャン)。
セット商品の場合、シンバルは有名どころのメーカーのものではない場合があったりするんですが、Zildjianのシンバルがついてくるというのは、さすがはコラボ商品といったところでしょうか。
ちなみに、HIKAKINさんが「シンバルにはSupremeって書いてないの?」と言ってらっしゃいましたが、確かに、せっかくコラボしているのであれば、そこまでやって欲しいですよね。
シンバルのメーカー名などは塗料で書かれているので、やってできないことはないですし。
もし拘るのであれば、レーザー彫刻という手もありますね。
メーカーは違いますが、CrossfaithのドラマーのAmano Tatsuyaさんは、MEINL(マイネル)というメーカーのシンバルを使っていて、バンドのロゴをレーザー彫刻で入れてもらったシンバルを使っていたりします。
あとはSupremeと言えば「赤」ですよね。
Zildjianにはなかったと思いますが、Paiste(パイステ)というメーカーからは、特殊加工されたカラフルなシンバルが発売されていたりします。
真っ赤なシンバルでSupremeのロゴもプリントされていたら、HIKAKINさんも大満足だったのではないでしょうか。
ドラムセットの組み立て
初めてなら仕方ないんですが、ドラムセットを組み立てるのは、実際はそこまで大変ではないです。
こればっかりは慣れですね。
動画の中で「大変!」と繰り返し言われていて、「ドラムの組み立て=大変」という印象が強く残ってしまいそうでアレだったので、これは言っておきたかったです。
スタジオでドラムを何回かドラムを叩いたり、ドラムがどんな風に構成されているのかを下調べしておけば、重量的な大変さはあるかもしれませんが、そこまでヒーヒー言うような作業ではないと思うので、ドラムが欲しいという方は、あまりハードルを高く考え過ぎないようにして欲しいです。
ちなみに、動画の中でタム(バスドラムの上の2つの太鼓)がありますが、一般的には小さい方(ハイタム)が演奏者から見て左側、大きい方(ロータム)が右側になります。
左から右に向かって音程が低くなっていくイメージですね。
これはシンバルも同じで、クラッシュシンバルについても、左側に高い音、右側に低い音が鳴るものを置くのが一般的です。
まぁこれも人によっては違ったセッティングをする人もいるので、自由にセッティングしてOKなんですけどね。
拘りというか、意図がなければ、そんな感じでセッティングすると良いと思います。
HIKAKINさんきっかけでドラムに興味を持った人がいたら、セッティングしてあるドラムセットを見て、「HIKAKINさんのセッティングと違う!これは間違いだ!」とはならないようにして欲しいです。
ドラムの騒音問題(叩いた音)
動画の中で「音うるせー!」って言われていたのが正直ちょっとアレだったんですが、当然ながら、ドラムという楽器は、それなりに大きい音が鳴ります。
なので、一般的な家の場合、生のドラムを叩くというのは近所迷惑になってしまいます。
そんなわけで自宅練習用に登場したのが電子ドラムなわけです。
RolandやYAMAHAの電子ドラムが有名ですが、実はPearlも電子ドラムを発売予定だったりします。
でも、生のドラムを家では絶対叩けないというわけではなくて、もちろん防音室という手もあるんですが、生のドラムに張る消音用のメッシュヘッドというものが売られているんです。
このヘッドに交換すれば、生のドラムを家でも叩くことができます。
実は、僕も自分の持っている生のドラム、スネアドラムにメッシュのヘッドを張って、自宅での練習に使っています。
使っているのは、RolandのPowerPly Mesh Head(MH2)というメッシュヘッド。
トリガーと組み合わせると、生のドラムを電子ドラムのパッドみたいにして、電子ドラムに組み込んで使うということができるんですよね。
このヘッドは2ply(2枚重ね)になっているので、耐久性が高く、リバウンドも強過ぎず、比較的打感が良いので気に入っています。
ドラムの騒音問題(踏んだ音)
ペダルを踏んだ時などのドンドンという床に響く騒音については、防振用のグッズを使うと軽減されます。
ドラム専用のものだと、Rolandが「ノイズイーター」という防振用のグッズを出していますね。
僕は防振のステージを自作しているんですが、テニスボールを使った方法が特に参考になったので、参考までに動画を載せておきます。
工夫すれば良い感じに対策できると思うので、色々試してみてくださいね。
タイヤチューブなどを使った「ふにゃふにゃシステム」というのもドラマー界隈では有名です。
興味のある方は、調べてみてください。
おわりに
僕がYouTubeでドラム関連の動画をアップし始めた理由の1つが、ドラムの魅力を伝えたかったから、というものなんですが、こういう風に影響力のある方がドラムを取り上げてくれたというのは嬉しいです。
これをきっかけに、ドラムに興味を持った人がいたらいいなぁなんて思っております。
ドラム人口、もっと増えたらいいなぁ。
ではまた。
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